タマゴタケモドキの中毒事例

タマゴタケモドキの中毒事例

タマゴタケモドキとは

テングタケ科のきのこ。学名:Amanita subjunquillea

毒成分:アマトキシン類

食後6時間から24時間程度でコレラ様の下痢,嘔吐,腹痛を示す。 回復期(4日〜1週間)を挟んだ後に、肝臓肥大,黄胆,胃や腸からの出血,その他,内臓細胞破壊が起こり死に至る場合がある。

誤食後の経過

解剖の結果イヌでは回腸小腸の後半)に出血[7]、人では結腸大腸の一部)に粘液便がある[8]ことなども中毒の特徴だという。肝機能の低下により肝臓で除去されるはずの毒素や老廃物が分解されず肝性脳症を発症することもある[9]

なお、他のキノコ中毒同様にキノコを喫食したことを医師に告げずに医療機関を受診することで、適切な治療が受けられず重症化した例がある[9]

タマゴタケモドキ, 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』, 最終更新 2024年2月29日 (木) 10:22, URL(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%9E%E3%82%B4%E3%82%BF%E3%82%B1%E3%83%A2%E3%83%89%E3%82%AD)

似ている可食きのこ

キタマゴタケ

タマゴタケモドキはヒダとツバが白色だが、キタマゴタケはヒダも黄色である。その他、細かい特徴が違うため、図鑑で確認してから採取しましょう。

タマゴタケモドキの中毒件数

タマゴタケモドキの誤食はどのくらいの頻度で起きているのでしょうか。

日本では1980年(昭和55年)に神奈川県山梨県産の本種と思われるきのこを食べて中毒した事例が報告されており、このころから猛毒の可能性が指摘されていた[10]。その後、1989年(平成元年)[9]と2006年(平成18年)に北海道で本種の誤食による死亡事故が起きているほか、数年から10年に一度程度の頻度で本種による誤食事故(種類は推定を含む)が報告されている。中国でも本種の誤食による死亡事故がしばしば報告されている[11]

タマゴタケモドキ, 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』, 最終更新 2024年2月29日 (木) 10:22, URL(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%9E%E3%82%B4%E3%82%BF%E3%82%B1%E3%83%A2%E3%83%89%E3%82%AD)

また、上記の他に2016年に北海道にて1件、2018年にも山梨県にて1件の誤食事件の発生が報告されています。

実際の中毒事例

発症年月日:2018年8月23日(木) 午後9時頃

発生地域:山梨県、中北保健所管内

発生規模:喫食者数1名(60代女性)

発症者数:1名

死亡者数:不明

症状:嘔吐、下痢。入院後に肝機能障害が悪化。

経過:2018年8月23日(木)の正午頃、家族が採取した野生のキノコを喫食。同日午後9時頃に嘔吐、下痢の症状があり、救急車を要請、入院していた。8月25日に肝機能障害が悪化したため同地域所轄内の医療機関に転院。患者・家族からの聞き取りにより、喫食したキノコがタマゴタケモドキが疑われた。その後の患者の経過は確かな情報無く不明。(おそらく退院したものと思われる。)

まとめ

発生件数は多くは無いものの、高い致死性をもつキノコです。知らないキノコは採らない、食べない、人にあげないを徹底し、誤食には十分注意していきましょう。

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